Kogei Art KYOTO

京都の骨董市

骨董市への招待

京都の骨董市は、京都の豊かな歴史と文化を色濃く反映し、古美術品や古着、書籍から家具まで、時代を超えた様々なアイテムが集まります。
言わば京都の骨董市は、単に物を売買する場ではなく過去と現在が交錯する場所です。
これらの市は、毎月、市内の様々な寺社などで開催され、地元の人々はもちろん、遠方からの訪問者にも愛されていて、ただの買い物の場を超え、日本の伝統と文化を体験できる貴重な場所となっています。

京都の主な骨董市

東寺　弘法市　（毎月21 日）

平安時代に弘法大師・空海が密教の根本道場として整えた東寺（教王護国寺）の境内で毎月21日に開かれる骨董市で、毎回約1000店が出店します。陶磁器、書画などの骨董品からアンティーク着物や裂（きれ）地、おもちゃ、アクセサリー、食品、植木まで多彩な品々が並びます。

北野天満宮　天神市　（毎月25日）
学問の神様として知られている「菅原道真公」が祀られ、全国天満宮の総本社である北野天満宮で毎月25日に開催されます。
朝から夕方まで、骨董、着物、レコードに玩具、漬物や海産物と、あらゆるジャンルの露店が境内外に並びます。

東寺　ガラクタ市　（毎月第１日曜）

弘法市が開催される東寺で、

毎月第1日曜に開催される骨董市です。約150のお店が軒を並べ、骨董好きの人々を多く集めています。

平安蚤の市（毎月10日）
平安遷都1100年を記念して1895（明治28）年に創建された平安神宮の朱色の鮮やかな大鳥居から伸びる参道と周りの岡崎公園で、毎月開かれています。
洋の東西を問わずアンティークや古道具が集う約150のブースが立ちます。

京都の骨董市は、歴史的なアイテムや伝統的な工芸品を探求するうえで、また日本の文化に深く触れる機会を提供してくれます。訪れる際は、その歴史を感じながら、一点一点のアイテムに込められた物語を想像することで、より豊かな体験ができるでしょう。京都への旅行計画に、骨董市の訪問を加えてみてはいかがでしょうか。